WEB集客/経営コンサルティング、経営者向けコーチング

スモールビジネスを心穏やかに経営するためのWEBマーケティング

2016.12.09

Pocket

ウェブマーケティングは、ほんの数年前まではとてもシンプルでした。見栄えのするホームページを作って、宣伝やSEOにお金をかけるだけでよかったからです。だからたとえば「営業活動など他のことなんてやめてしまうほどそこに集中的に投資をしましょう!」と説得することが、言ってみればわたしの仕事でした。

でも今ではもうそういう手法は通用しなくなってしまいました。更新しないホームページや、そんなHPに対する宣伝はとっくに効かなくなったし、SEO対策という言葉ももはや死語になりつつあります。

そんな「今」は「個性の時代」と言ってもいいかもしれません。その会社が信用できるか、そして「好き」か、そのあたりがお客さん側の判断基準になってきたなあなんて思います。わたし自身もお金を使うときは、「好き」がいま一番の判断基準です。ブログを読んで、それが本音でなければ「好き」にはなれません。逆にいったん「好き」なところを見つけてしまうと、ほかの選択肢が脳内から消えていってしまうという感じです。

そんな、テクニックよりもどちらかというと精神的な姿勢が、ビジネスの成否を決めるようになってきたように思います。

完璧な組織でもうまくいかない理由

コンテンツマーケティングの時代になってから、無理やりがんばるのは無駄だなあと思うようになりました。なぜなら、いまどき義務感でやっているブログやSNSになんて、だれも興味を示してくれないからです。

義務感でする仕事といえばこれはわたしの近所の歯医者さんの話なのですが、そこは歯医者さんにしては大きな組織なんですね。ちゃんと「経営」しているという感じで、業務マニュアルなんかもあるんだろうなあという対応をされる。でもどうも肝心なところが微妙…なことに、しばらく通っていると気が付いていくんです。

たとえば洗面所にはアメニティが充実していたりして、なんと温かいおしぼりさえ用意されてあるんだけど、でもそれがちゃんとしぼれてない…などです。ちゃんとマニュアル通りにやってはあるから突っ込みどころが難しいのですが、おしぼりチェックシステムをマニュアルに加えればいいのか?おしぼり課長でも設定すればいいのか?経営者なら悩んでしまうタイプのむずむず感です。

そのほかにもキッズコーナーやらたくさんの漫画などアイデアはすごいんだけど、そういういろいろな「思いやり?」も、「会議で偉い人がブレインストーミングとか言いながらアイデアを出させたんだろうなあ」みたいな感じに見えてしまう。先生方にもあまりやる気が感じられなかったりして、オープンしてから5年くらいはお客さんで溢れていたけど、今ではあんなに大きな待合室ががらがらになってしまいました。

ほんの少し前なら、成功の王道を行くような完璧な経営だったはずなのに、組織って難しいなあと思います。代わりに、まるで隠れているかのようにやっている小さな歯医者さんが、口コミの評判で繁盛していたりする。わたしが今通っているのも、ネットの口コミで知った、とても小さいけれど温かい感じの歯医者さんです。

自分はどういうキャラなのか?を自分で理解すること

自分のことを自分で理解することは、意外にも難しいものです。たとえば「おしぼりを出すという行為」が、自分の中の親切心なのか、義務感なのか、恐れなのか、無意味な作業なのか、そういうことは自分ではよく分からないものです。それは心がけや人間性というよりも、自分がどう感じているのか?という話です。

感じていることと逆のことをがんばると褒められる教育で育ったぼくらは、なかなか本音を出せません。でも皮肉なことに、なぜか人は「本音のおしぼり」でなければ「心から嬉しい!」とは感じてくれないのです。

その点、最初から自分の本音でやっていれば、そんな心配はありません。夏の暑い日に友人が訪ねてきたら、できるだけ快適なおしぼりを出したいと思いますよね。もしくは自分がそういうキャラではないなら、「おしぼりなんて出ねーけど、風呂でも入ってけば?」なんて言うかもしれません。

そういうもともとの自分に近い形がその人の魅力なわけで、魅力とは考えて出るようなものでもないだろうと思うので、だから「おしぼりを出すと善」「出さないとだめ」という物差しをたった一本しか用意しないような議論には、今の時代あまり意味があるとは言えないかもしれないわけです。

感じること、本音、マインドフルネス、そのあたりがこれからのスモールビジネス成功のキー

できるだけありのままに近い自分でビジネスができれば、無駄に緊張することもなく、穏やかな気持ちで楽しく仕事ができます。しかもたくさんの利益を上げることができます。なぜなら、自分がお客の立場になると気が付くのですが、お客さんは「好きな相手」にはできるだけ多くの対価を払いたい思うからです。そして無駄に困らないでほしい、お金なんかに困って安売りなんかされて、無駄に忙しくなられては困る。裕福な状態で、心穏やかに取り組んでほしい。お客さんは「好き」な相手にはそんな風に感じるものです。(ですよね?)

まあ大きな組織の場合は、こんなのんびりしたことを言うことは許されないとは思いますが、でもスモールビジネスにおいては感じること、本音、マインドフルネス、そのあたりがこれからの成功のキーになっていくような気がするし、わたしの周りのそういう社長のみなさんはとてもうまくいっています。個人事業主に限らず、中小企業くらいまでなら、こんな風に考えることができれば心穏やかなビジネス生活を送ることができていくと思います。

スモールビジネスにとってのWEBマーケティングへの関わり方

ちなみにウェブマーケティングとは、自分や自社のことをたくさんの人に知ってもらうために使うツールです。ウェブマーケティングを使えば、まだ会ったことがない人にも自分のことを知ってもらうことができます。

これを現実世界の出会いでやろうと思えば、スピードが遅すぎてビジネスにならないかもしれません。少ない数の人としか出会えなければ、その人たち全員にお客さんになってもらう必要があるので、無理に好かれようとして個性を失ってしまうこともあるかもしれません。でも多くの人に自分を知ってもらうことができれば、キャラを無理に作らなくても、そのままが好きという人が遠くからも来てくれます。そんな人間関係を作ろうと思ったら昔なら一生かかったかもしれないけれど、今なら数か月間でできたりします。そういう相手であれば探り合う必要もなく、奉仕することを心から楽しむことができます。そしてそうやって奉仕することができるなら、絆は強まる一方です(=事業が安定します)。

スモールビジネスにとってのWEBマーケティングの使い方は、このあたりをセンターピンとして捉えられると、気を楽にやっていけるかなあと思います。わたしの仕事でいま最も重要だと感じるのは、その人やその会社の良さがウェブマーケティングを通して表現されるようにすることです。

 

 

Pocket

関連記事

カテゴリー

アーカイブ