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自分に合う仕事の仕方を見つけるためのセルフアウェアネス

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人間のタイプは1種類ではなくて、少なくみても2種類はありますよね

細やかなことが得意な人と、ざっくりしたことが得意な人です

たとえば野生動物の群れにもこうした役割分担があるそうで、

渡れるかどうか微妙な川をまず最初に渡ろうとするタイプがいたり、また危険にとくに敏感なタイプがいたりと、

群れ全体として生き残るために、それぞれが自分の特性にあった働き方をしているそうです

 

でも日本人は、10人いれば9人くらいが「細やかな仕事」をすることを目指していますよね

プライベートでは大ざっぱな人も、仕事ではちゃんとした感じに振る舞うことが常識のようになっていることが多いと思います

わたしも、仕事ができる物差しは「細やかにやる」という物差し一本しか存在しないと考えていた時期がありました

 

でも、自分では細やかだと信じている人の中には、実は本質的にそうでない人もいるような気がします

わたしもそういう一人だったことが最近になって判明したのですが、そういう人はそういう能力を努力で手に入れてしまっています

自分の本質を見分けるコツはシンプルで、「腹が立つかどうか」で考えてみることです

人が細やかにできないことに腹が立つことが多ければ、それは自分が「がんばって」その能力を身に着けているということが分かります

これはまさにわたしがそうだったのですが、よくのんびりした人に腹が立ったり、また努力が足りない人を責めたくなったりしていました

それなのに、自分に合わないことをがんばっている人というのは、がんばっているわりには評価されないところが悲しいものです

 

自分が得意だと思っていることで腹が立つ場合は、その「得意」はナチュラルな能力ではない可能性が高いです

ナチュラルに細やかなことが得意な人は、それができない人がいると嬉しかったりするものです

だから喜んでいろいろと引き受けます

エンジニアになったわたしの高校時代の友人はまさにそのタイプで、周りからいつも頼りにされていました

彼は仕事でも当然そうで、あれよあれよという間に出世していきました

 

人間をたとえば2タイプに分けるなら、男女比率のように、およそ5対5くらいになるだろうと思います

細やかなことがナチュラルに得意な5人は、そのままでいいわけだからある意味幸運です

あとは、自分がそのタイプではないと開き直っている珍しい1人も、たとえば「大ざっぱだけど優しいやつ」と愛されていたりして、大丈夫だろうと思います

問題は、わたしを含めたそうでない4人が、「無駄に」がんばってきたことです

 

がんばってやっている人は、それが向いていないだけなのに、無意識で劣等感や罪悪感を感じていたりして、

そういうがんばりは、恐れていることの表れだったりすることがあります

ここではあまり深くは掘りませんが、自分が無理にがんばっていることを、時間をとって考えてみると、そうなるに至った経緯が理解できたりして、すっきりするかもしれません

 

わたしは経営者だったときビジネスは得意だったけど、今思えば経営はとても苦手でした

決算書をみるのも辛くて、もうあまりにも面倒なので「要するに圧倒的に利益を出してればいいわけですか?」なんて会計事務所の人に言って、奥の方にいる事務の女性にくすくす笑われたのを思い出します

でもそんなわたしにも経営で得意な分野もあって、その能力は自分がたまに優しいモードになれたときに出てきました

そういうときはたとえば売り上げが下がっても、「売り上げが下がった原因を一緒に考えてみようか」なんて言えるのです

そうすると「実は失恋して…」みたいに打ち明けられ、(失恋したら売り上げが半分になるんかい!)と心の中で突っ込みつつも、

でも事情を聞いたり思考の整理を手伝ったりすると売り上げを復活させることができたりと、

今思えば、売り上げをあげるためとはいえ、あれ(相談を受けること)を自分がお金を払いながらやっていたのだから、本当に得意なんだろうななんて、今なら思えます

 

これはわたし自身が体験したような、細やかであることに行き詰っていたり、またがんばるほどに腹が立ってしまうようなことに悩んでいる人のために書きました

自分をみる物差しが増えたり、自分の特性について考え直したりするきっかけになり、気が楽になれる人が増えたらいいなと思います

 

 

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