WEB集客/経営コンサルティング、経営者向けコーチング

社長が出社しなくてもまわる仕組みづくりのカギ

Pocket

新しい時代の仕組みには「がんばりを組み込まないほうがいい」、とわたしは考えています。

これは、わたしが自分ががんばれなくなったことがあったので、強く思います。

それまでは、がんばりが足りないのは人格の問題だ、みたいに考えていたのですが、いまとなればそれは完全に間違っていたと思います。

がんばれなくなる理由は人それぞれです。

受験勉強の疲れが30代になってから出る人もいると思うし、

小さいころからいい子をやってきた反動で40代で反抗期に入る人もいるだろうし、

とにかく、理性や罪悪感をつかった「がんばり」というのは、なにかを確実に犠牲にする、いつかその反動がきてしまう、とてもリスキーな仕事の仕方だという気がします。

わたしの場合は、ある日突然シャットダウンしたかのようにやる気がなくなって、とても恐ろしかった覚えがあります。(そのときは家族生活に興味が移ってしまっていた)

 

がんばりを仕組みに組み入れると、いつかがんばれない人が出てきて、そのとき仕組みが崩壊します。

そのときは無残で、モチベーションをコントロールしようとすればするほど、事態は悪化します。

反抗期の子供を怒ったら、解決するどころかますますグレてしまうのと似ています。(うちの父さん大変だっただろうな。苦笑)

じゃあ人や自分のがんばりをずっと見張ればいいじゃないか、となると、それもまた地獄です。

実際多くの経営者は「そのためだけ」に出社していると思います。

人をがんばらせるために自分がそこへ張り付くとは、自分も一緒に不自由になることを意味します。

でこれって、実はメンタルの問題なんですよね。

 

この問題は、思うよりも根が深いところが、本当の問題です。

それは、人は、とくに昭和世代の人は、人に「がんばらせたい」のです。

深層心理では実は業績なんてどうでもいい。

がんばっているのを見ると、脳内に快感物質が出て、もうそれでオーケーなのです。

まあそう育ってしまったので仕方がないのですが…

そうなると、もっと快感物質が欲しくなるから、がんばらなければならない状況を好むようになります。

そういうときの自分は、無意識に業績が上がらないことを望んでいるのです。

これが本当の意味での引き寄せの法則な気がしますが、

自分の願望とは、思考している言葉ではなくて、感情のほうなのです。

だから自分がなにを欲しているかは、言語にもなっていないので、とても分かりにくいものです。

わたしも自分が上記のような症状だったことには、ずーっとあとになるまで気が付くことができませんでした。

 

仕組みにがんばりを組み込まないためには、経営者側も考え方を進化させる必要があります。

がんばる人をいい部下だと思うのをまずやめること。

そして、がんばらないでできている人、簡単にやっている人に注目する必要があります。

そういう人に仕事を任せ、実際に評価していく、のです。

がんばった方が勝ち、という昭和的な社風をいかに早くやめれるか?はこれからの生き残りにとても大事な要素だと感じます。

ケチらないで最初から良い条件で良質で自然なモチベーションをすでにもった人材を選んでいくとか、

がんばります、と面接で言う人は避けるとか、評価しないとか、

自分の脳内の安易な快感物質に打ち勝たなければならないので、社長にはセルフアウェアネスと、あとは勇気が必要な時代かなと思います。(※セルフアウェアネス→自分の思考や感情を客観的に把握すること)

 

一つもう少し具体的な話をすれば、一番仕組み作りで悩むところは「集客」だと思います。

逆に、集客ではない業務ではあまり苦労はないだろうと思います。

ルーティンワークが得意な人は、ルーティンワークなら気持ちよく仕事ができます。

また、お客さんと接するのが好きな人は、お客さんが目の前にもういるのなら、楽しく仕事ができます。

ただ、集客だけは別で、モチベーションが必要です。

たとえ強気なハンタータイプであったとしても、本質的に営業が好きという人材はほとんどいないと思います。

もしかしたら、世の中には存在しないのでは?とすら思います。

肉食獣も、肉さえ手に入るなら、ハンティングはしません。

創業期の社長は営業も楽しめますが、それは営業が好きというよりも好きなのは成果のほうであって、それも本音を言えば「いつかはやめたい」と感じているものです。

 

だから、社長が出社しなくていい、自動で回る事業を構築するカギは、やはり「集客」なわけです。

ここまで、モチベーションを仕組みに組み込まない話で進めてきましたが、でもこの部分だけはやはり避けられないなと思います。

集客こそが社長の仕事なのです。

でも時代は変わり、その仕事もある意味で楽になりました。

社長ブログで集客できる工務店は、スタッフが営業をする必要はありません。

社長はブログだけ書いていればオーケーで、あとはスタッフは買う気満々なお客さんとの打ち合わせを楽しむだけです。

ブログは、家でも旅先でも書けますよね。

集客をおさえている社長は、どこでなにをやっていてもいいのです。

 

そうやって自分のメンタルのコントロールと、あとは集客の部分の2つさえおさえておけば、

事業が自動で回る仕組みを構築することは難しいことではありません。

 

今日の一曲

♪Step outside Step outside♪

 

 

Pocket

関連記事

カテゴリー

アーカイブ