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自分は狩人型か農耕型かのセルフアウェアネス

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起業には、事業を一気に軌道に乗せるための、狩りの力が必要になると思います。

まだ誰にも知られていない自分の商品やお店を知ってもらわないとならないから、積極的にPRをしていく必要があります。

でも会社の業績を安定させるために必要なのは、農耕型の仕事です。

お得意さんを大事にすることから始まり、現代なら「ブランド」を構築するというような仕事と言えると思います。

 

自分がやっていることが狩りか農耕かは、意外と自分ではわからないものだなあと思います。

わたしもインテリア時代、営業に行く先で、相手が顔見知りで、ちゃんと顔を出している限りは仕事がもらえるような関係が増えていくことを、「自分は積み上げているんだ」と思っていました。

でも冬(業績の)が来ると、自分はマンパワーで稼いでいただけなんだと気が付きました。

狩りに行くための食べ物が足りない、残り少ない食べ物を食べてしまうからには絶対に狩りに失敗できない、というような負のスパイラルに陥り、どうしたらいいかわからなくなるようなとても怖い思いをしました。

そうなってようやく「あー、自分はなんにも積み上げていなかったんだな」と自覚することができました。苦笑

 

そのときから、農耕を始めようと強く思うようになりました。

コツコツ積み上げるのは正直とても苦手なんだけど、でも「今回だけはがんばろう!」と思いました。

具体的には、コンテンツマーケティングを始めました。

2005年当時、まだインターネットメインで集客をしている会社はほとんどまわりになく、コンテンツマーケティングという言葉すらありませんでしたが、

親友のアドバイスもあり、とにかく末永く通用するコンテンツを生み出すんだ!と本気で取り組みました。

コンテンツの質と量が増え、あるポイントを超えると、集客はそれまでの狩り型から「この指とまれ型」になりました。

そうなると、会社の個性を出していくことがファンを増やすことになり、それが経営の安定につながるんだということが理解できました。

それまで集客にかけていた膨大なコストはほとんど必要なくなり、銀行口座の貯えもそうだけど、なにより集客が途切れることはないんだと思えたことで、ようやく「冬」が怖くなくなりました。

 

自分が狩人型か農耕型かを知るには、というか…、そこに問題があることに気が付くためには「セルフアウェアネス」が必要です。

普段自分の脳は、自分を守るのに必死なので、自分の欠点…というか弱い部分を、自分で発見することは困難です。

脳が自分を守るための機能である「エゴ」から、いったん「自分」を切り離し、この動物(エゴ)はなにを必死に守ろうとしているのだろう?みたいな視点になれると、

自分の弱い部分を、罪悪感や羞恥心に邪魔されずに把握することができます。

自分が必死に強気で狩りをやっているとき、それが楽しいなら成果も出るだろうからいいのですが、

でも本当は無意識に恐れているからそうやっている場合は、一刻も早く少しでもいいから安心を補給したいだけなことが多いものです。

そんなとき、あえて強気をやめて、そうならざるを得ない原因となっている恐れそのものを直視することができれば、問題の本質が見え、

「そうか、怖いけど(←否定なく認めると、先へ進める→)、いま、種を植えよう、そして育てよう」というような、前向きな決断ができていくと思います。

 

 

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