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経営者が自由になるための事業再構築~4つのポイント

2013.09.25

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「やる気経営」をやめる

私は、創業当初に自分が「やる気経営」を散々追求してきた結果、それが「無駄である」と感じるようになりました。

無駄と言っても目の前の現金を稼ぐのにはもちろん有効で、時には必要であることは否定しません。でも経営の全てを「やる気」に依存するのは、まるで波打ち際に砂の城を作るような作業のよう…、と今は感じています。実際には何も作り上げてはいないのではないか…?という意味です。

人間、やる気が必要なのは、本質的にその仕事がやりたくないときです。でもやりたい仕事をやるのに「やる気」は必要ありません。そもそも自分のやる気だってコントロールできないのに(笑)、他人のやる気を永遠に上げ続けるなんて可能なのか?そんな視点から考えると、経営者が自由になれるポイントがいくつか見えてきます。

社内のチーム再編に着手する

「やる気」に依存しないためには、「好きという感覚」を仕事のベースにする必要があります。仕事別に「その仕事が好きだ」という人でチームを再編成するのです。好きな人がいない分野の仕事は、深追いせずにアウトソーシングすればいいと思います。

そんな体制を実現するためには、人材採用の考え方から見直す必要もあるかもしれません。人材募集には多額のお金がかかるため、経営者はつい焦ってしまいがちです。できるだけいい条件を提示して、たくさん面接した中から選びたくなってしまうものです。でもそこをぐっと堪えて、「その仕事が好きだ」という人を集めるのです。

具体的には、あえて低めで、でもその仕事を満喫できる条件で募集するのがポイントです。そしてあとから感謝の気持ちの表現として条件を上げるのが、中小企業にとっての健全な人材採用方法の一つだと思います。ちなみに私の会社でも主力メンバーは意外にもリクルート系からではなく、ショーウインドウの張り紙やお客さん向けのウェブサイトでの募集で来てくれた人たちでした。

経営者自らが自己表現し集客する

自分の事業に一番強い思い入れを持っているのは社長です。だから社長以上にその事業への思いを語れる人は社内にはいません。いないはずです(…よね?笑)。だから考えてみれば、会社にいまある最強の武器はまさに「社長自身」なのです。

これまでは社長自身がすべてのお客さんを対応するのは物理的に不可能でした。それが「人を増やさなければ」という考えにつながったと思います。でも今はインターネットがあるのだから、社長は何人にでも分身してお客さんすべてに直接メッセージを伝えることが可能です。その代わり社長は自宅にいようが旅先にいようが自由です。

今経営がうまくいっている中小企業の多くは、社長のメッセージがはっきりしている会社です。(いや、大企業もか。顔が見えない日本の大手家電メーカーよりもスティーブのアップルの方が魅力的だ)そのメッセージを、ウェブなどを上手に活用して潜在客一人一人へ届けています。そこで表現されている思いにお客さんも、そしてスタッフも共感している…というのが、現代の安定経営ではないかと思います。

経営者は集客システムのオーナーに徹し、メリットを分け合うという経営

ビジネスの最重要要素は「集客」です。「商品」だという人もいるけれど、私は微妙に「集客」の方が上だと思っています。それは、集客がうまくいっているのにダメになってしまう会社をあまりみかけないからです。

人材についてもそれは同じだと思います。人が何を求めて就職先を探すのかと言えば、それは「集客力」です。とくに「その仕事が好き」という優秀な人材であるほどにその傾向が強く、雇用される安心感というよりも「活躍の場」を探しているように感じます。逆に自分で集客ができるなら、就職なんてする必要はありません。だから「できる営業を採用したい」という願望はとても矛盾している可能性があるのです。

経営者が自分の「好き」をベースに集客し、スタッフはそこで何の心配もなく仕事に没頭する。そして自分はがんばりも給与も控えめにして優秀な人を優先するのも、対等なパートナー関係として新しくていいと思います。こんな好き好き集団のスタイルが、現代の経営においては安定感が高いように思います。

会社の再構築~私のケース~

私は実際にこのステップを使って自分の会社を再構築しました。そしてこの考え方を事業化して売りに出しました。優秀な人材との結びつくポイントが「集客」であるという考え方が、事業売買市場で事業の安定感として高く評価されました。

 

 

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